導入
増崎康清、中京大学1年生MFの新たな挑戦
サガン鳥栖のユースから育ち、怪我を乗り越え中京大学に進学した増崎康清選手。スピードと得点力を武器に、総理大臣杯での復活を遂げ、今後の飛躍が期待されています。本記事では、増崎選手のこれまでの経歴、プレースタイル、そして復帰後の活躍に迫ります。
プロフィール
プロフィール
増崎康清選手は、2005年4月27日生まれ、166cm、63kgのMFです。サガン鳥栖のU12からU18まで育成され、U12では九州トレセンにも選ばれるなど、その才能は早くから注目されてきました。現在は中京大学1年生として、全国大会である総理大臣杯で活躍を見せています。
過去の実績
サガン鳥栖時代の栄光と苦悩
増崎選手は、高校2年生の時にバイエルンに内定していた福井太智選手とともに、サガン鳥栖U18の主力として高校サッカーの最高峰プレミアリーグで優勝を果たしました。特に、川崎フロンターレとの決勝では、彼の先制点がチームの勝利に繋がる重要なゴールとなりました。しかし、高校3年の7月に大怪我を負い、その後トップチームへの昇格は叶わず、中京大学に進学することを決意しました。
今シーズンの成績
復帰と総理大臣杯での大抜擢
増崎選手は、2024年7月に怪我から復帰し、全国大会である2024年総理大臣杯の初戦に先発出場しました。対戦相手は、流通経済大学で、現日本代表の守田英正選手も所属していた強豪校でしたが、増崎選手は1ゴール1アシストの活躍でチームを初戦突破に導きました。若干1年生でありながら、見事なパフォーマンスを披露しました。
強みと特徴
縦への突破力と正確な左足のクロス
増崎選手の最大の強みは、スピードを活かした縦への仕掛けと、精度の高い左足からのクロスです。彼は、自らカットインしてゴールを決める得点力も持ち合わせており、現町田ゼルビア所属の相馬勇紀選手を彷彿とさせるプレースタイルを持っています。今後の成長に期待がかかります。
今後の展望
怪我を乗り越えて、さらなる飛躍を目指す
増崎選手は、怪我によって一時的に姿を消していましたが、総理大臣杯での復活を皮切りに、東海学生リーグでもその存在感を発揮し始めるでしょう。1年生でありながら、彼のパフォーマンスは注目を集めることになり、今後のリーグ戦や、将来的なJリーグ入りにも期待が高まっています。
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